続・蒟蒻な事あり桝た。

はてなダイアリーを何年も前に書いていて、そのうち飽きた。mixiが流行ったのでそちらへ移行した。はてなブログが始まって何年もたったが放置した。なんとなく、また書く気になった。

小売店で電子プライスカードを見かけるようになった。

電子プライスカードってご存じ?

www.ishida.co.jp

一例としてはこんなもんです。

スーパーなんかでも白黒表示のシンプルなヤツ、みかけますね。

このまえ、古巣の家電量販店の新規オープン店舗に行ったら、

そこの店舗では電子プライスが導入されていたんですよ。

小物商品、いわゆるブリスター商品や小型家電の陳列棚に採用されていた。

大型のテレビとかは従来通りのプライスだった・・・・と思う。

テレビゲームも従来通り紙プライスだったな。

専用の端末を使って、データを送信すれば価格を書き換えできて、

通常価格からチラシ特価などへ謳い文句も変更できるようだ。

実際、そこのお店は開店して日が浅いので"オープンセール"というタイトルが

電子プライスの中に入っていた。

プライス張替え作業は地獄。

地獄というか・・・・面倒。

こんなもんまで貼り換えかよ!って細かい商品もあったりして。

電子プライス導入でオペレーションがどのように変わったか聞いてないのでわかりませんが・・・・・、システム上は電波で飛ばして一斉に変更できるらしい。

個別に変更する場合はハンディターミナル的な端末で変更できるようだ。

この通りならば”張替え作業”はないはず。

大きい商品はわかりやすいのでまだマシなのだが、

小物商品ほど見落としたり、見つからなかったり。

張替えし損ねた商品が、価格の安いまま店頭に残り、

レジを通した際に価格が異なり、トラブルが発生する。

こんなのは日常茶飯事ですね。

大きなセールの際にはほとんどの商品にたいして価格変更が入るので

セールの前日は閉店後、帰れない。終わるまで。

働き方改革だの、残業削減だの、ワークライフバランスだの、そんなの関係ない。

そんなのは机上の空論である。

オトク感をあおるのに特価プライスは必要。

通常売価にたいして、値引きした特別価格(特価)を表示するのは当然。

その値引きした価格が実際の売価であったとしても安く見せる演出は必要。

テレビやラジオの通販でもあり得ない定価を表示して、そこから何割引き!

と大きく謳って安く見せる演出。こういうのは常套手段。

店頭に表示してある価格そのまんまで購入していただけるのはブランド品ぐらいではなかろうか。

その特価プライスもチラシやセール内容によってタイトルが変わる

"決算特価"とか”春の新生活応援特価”とか”会員様特別ご招待会”とか。

表示する特価が同じでもタイトルが変われば張替えが必要となる。

印刷する紙と、インク、張り付けるテープの無駄遣いである。

まったくもって環境にやさしくない。

それが・・・・・

電子プライス導入でなくなるなら素晴らしいことではないか!

導入事例

www.creist.co.jp

ノジマが全店舗で電子棚札を約140万枚導入 プライス貼り替えの手間を省き業務効率改善狙う

https://kadenbiz.com/2019/10/20/nojima_electric_price/

ビックカメラの電子プライスはスゴイですね。

プライスを光で点灯させて、配達商品をピックアップするのに活用してるとか。

 

紙プライス、POPすべてが悪ではない。

ヴィレッジバンガードの手書きPOP、いいですよねぇ・・・。

ドンキのデカ文字POPも最高。

購入意欲を高めてくれる。

あのへんのPOPとかプライスは商品があるかぎり利用されるから無駄にはならない。

チラシやDM(ダイレクトメール)のセールのたびにタイトルだけかわってゆくプライスは無駄でしかない。

最近は比較的おおきな電子ペーパー端末も登場しておるので

そうのような機器を採用しながら、電子プライス化をすすめていただきたい。

既存店は後回し、新店から。とかそんなケチ臭いことを言わないでほしい。

そんな職場環境の悪化が改善されない既存店の社員が耐え切れずやめていくのです。

家電量販のリアル店舗というのは接客してこそ意味がある。

コレくださいで買ってくお客さんもいれば、

説明きいてからでないと買えないお客さんもいる。

その辺がスーパーやホムセンと異なる。

作業をすればお客さんはほったらかし。

接客を優先すれば、作業ができずに帰れない。

この辺のバランスがねぇ。難しいよねぇ。